歯が痛い~虫歯についてプチインタビュー

急患は結構いらっしゃいますか?

結構いらっしゃいます。
虫歯が痛い、詰め物が取れた、歯ぐきが腫れたなどいろいろな症状の方もいらっしゃいます。

先生は自分が詰め物かぶせ物するなら何にします?

自分はもちろん、家族にもセラミックかジルコニアですね。

ボロボロになった歯で来ても怒りませんか?

もちろん(^^)(即答)。
むしろ、良く決断されて歯医者に来てくださいましたという気持ちで治療に対するファイトが湧いてきます。

治療が痛くないか心配です。

麻酔の注射さえも痛くない方法があるので、安心してください。
細心の注意を払いながらやってます。

歯が痛い

「先週から歯が痛い・・・」
「歯医者さんへ行くのが怖い・・・」
当院の院長は忙しい新橋のビジネスマンの時間をいかに取らないか?を考えて、治療を進めます。(以下インタビューより抜粋)

治療回数も少なくて済むように、1回の治療で出来るだけ進められるように、歯医者さんに来る回数と時間が少なくて済むための機材を揃えながらやっています。

院長の考え方が分かるインタビューページをぜひご覧ください。

虫歯とは?

虫歯は、砂糖を餌にするミュータンス菌が「酸」を出すことで歯が溶け、穴が開いてしまうことです。
虫歯は「感染症」で、放置しておいても治りません。
初期には痛みがないため、自分では気づかないことが多いです。
同じように詰め物の下の虫歯も自覚症状があることが少ないのです。

虫歯の「種類」と「治療法」について

虫歯治療の基本は、虫歯になってしまった箇所を「取り除く」ことです。
治療の方法は、進行度合いによって異なってきます。
昔、歯科検診で聞いたことのある「C1」というのはどういう意味かも含め、ご紹介いたします。

ごく初期の虫歯の場合:C0

見た目は白濁(白っぽく濁っている)に見え、脱灰(だっかい)しても穴まで開いていない状況です。
フッ素だけで経過観察します。
※「C」は「カリエス(caries)」の頭文字です

小さな虫歯の場合(C1)

小さな虫歯は、虫歯部分を削り、レジン(樹脂)で穴を塞ぎ、光を当てて固めます。
治療は1回で済むケースがほとんどです。

定期的なメンテナンスに通うと、この段階で治療が済むことがほとんどです!

中程度の虫歯(C2)

症状がないこともありますが、しみることもあります。
少し深く削るので樹脂で塞ぐだけでは済まないケースもあり、その場合は歯の型を取り詰め物を作ります。
治療には最低2回程度かかります。

大きな虫歯や深い虫歯(C3)

虫歯が神経まで達し、猛烈に痛みます。
大きな/深い虫歯は、大きく削って、型を取り、歯に丸ごとかぶせる「かぶせ物(クラウン)」を作ります。
治療には数回通う必要があり、神経を取る場合、数カ月~1年掛かることもあります。
かぶせ物について、院長がインタビューで語っていますので併せてご覧ください。

歯が崩壊している虫歯(C4)

歯が完全に崩壊し、歯の根っこだけになり、抜歯に至るケースが多くなります。
この段階でも当院の院長は怒らないので、安心してご来院ください。
抜いた場合は治ってから、インプラント・入れ歯・ブリッジの治療に移行します。
抜歯にする前にできる治療法の検討も当院なら可能です。(歯根端切除術、歯の再植など)
詳しくは、当院「口腔外科指導医」のインタビューをご覧ください。

虫歯の治療が「痛そう」「怖い!」という方へ

当院では電動麻酔器などを使用し、痛みの少ない麻酔を実施しています。
麻酔の注射の痛みが心配な患者さんも、安心してください。
下記ページもご覧ください。
痛い治療は嫌だ

仕事に支障が出ないための「定期健診」

歯は急に痛くことがあるので、仕事に支障が出ることもあります。
3か月に1回定期健診にお越しになると年4回来ることになるのですが、虫歯の痛みがで出から治療するとも数か月間来院しなければならないので、トータルで見ればクリーニングで来てもらった方が歯医者に取られる時間が少なくてすみます。
また3か月に1回来て小さい虫歯が見つかれば治療は1回で済みますが、神経まで虫歯が進むと治療に3か月くらいかかります。
「何もないから来ない」じゃなくて、「何も起こらないように来る」。
その方が余計に忙しくならないです。

虫歯マメ知識

年齢によって虫歯のできやすい場所が変わります!
中~高齢者の虫歯が起きやすい場所はどこかご存じですか?
歯と歯ぐきの境目の根元の部分です。
加齢や歯周病で歯肉が下がって根元が出ると、弱い象牙質(ぞうげしつ)が露出し、簡単に虫歯になります。
これを「根面う蝕(こんめんうしょく)」といいます。
口内のPHは通常7程度ですが、食事で糖分を取るとPHは酸性に傾き、pH5.5以下で歯の表面のエナメル質が溶け出すといわれています。
しかし、象牙質はpH6.2程度でも歯が溶け出すといわれ、弱い酸でも虫歯ができやすいのです。
これも定期健診で予防できますので、転ばぬ先の杖、ぜひいらして下さい。

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